カテゴリホビー、カルチャー美術品書掛軸状態全体的に状態が悪い（詳細） 幕末の俊英 岩瀬忠震の掛軸です。
 蟾州や鴎所の号はよく知られていますが、本作品は晋齋とあります。徽典館の学頭、塩谷修輔（名は誠、号は簣山）の『簣山 文鈔』（明治８年）に「送晋齋岩瀬君赴甲府叙」の項があり、「己酉之冬。抜擢為甲府徽典館督学。嗟呼栄矣 哉。越庚戌二月将赴任。」とあります。晋齋は、岩瀬忠震の若いころの号と思われます。軸裏、巻き止めに“岩瀬肥後守”“晋斎”とあります。
 岩瀬忠震の作品自体が貴重なものですが、晋齋銘の作品は新発見ともいえるほど珍しいかもしれません。晩年の堂々たる作品にはない、拙さもあるように思います。
 なお、以上はあくまで私見です。鑑定等は受けておりませんので真作の保証はできません。よって模写とさせていただきます。紙本、肉筆であることは保証いたします。また、表具もそれなりに時代があり、キズ、破れがあります。本紙には大きなキズ等はありません。また、片軸がありません。あくまで状態は写真にてご判断いただき、入札の際はよくご検討ください。
紙本 肉筆 サイズ 全体  40㎝ × 130㎝ (サイズの誤差はご了承ください)


印刷などではなく、墨で書かれた作品です。本紙の状態は比較的良好かと思いますが、シミ、汚れ等あります。しかし、本文が判読できないような状態の部分はありません。表具はイタミがあります。価値判断、状態（オレ・シミ・イタミ・その他）は画像でよく御確認の上ご入札ください。
 商品の性質上、輸送中の破損等を除き、ノークレーム、ノーリターンでお願いします。※終了当日・直前のご入札の取り消しはトラブルの原因となりますので、ご遠慮いただきます。ご入札の際はお間違いのないようお気を付け下さいませ。

※ご入札いただきますとお買い上げ責任が生じます。お客様都合でのキャンセルは一切受け付けておりません。


※ご使用のブラウザやパソコンのモニター環境などによっては、多少色合いなどが実物とは異なって見える場合があります。ご理解の上、ご自身がご納得いただけます価格でのご入札をお願いいたします。